小麦粉粘土~長谷保育園
10月26日、長谷保育園で小麦粉粘土あそびを楽しみました。
春先、伊那市社会福祉協議会から 「夏のフードドライブキャンペーン」を紹介されました。
昨年の小麦が余っていたため、そのことを伝えると、
後日、伊那市こども政策課から連絡があり、長谷保育園をご紹介いただきました。
初夏に園を訪ねると、原園長先生が迎えてくださいました。
「こどもたちに、誤って食べても安全な小麦で粘土あそびを体験させたい」
という熱意が伝わってきました。
心休まる長谷の風景
季節は秋。秋雨の中、高遠へ向かいます。
小原の信号を右に折れると、なだらかな里山の風景が広がります。
心休まる長谷の景色です。
しばらく美和ダム沿いに車を走らせると、長谷保育園に到着。
木材をふんだんに使った園舎は、
くじらの形をしていることから 「そらとぶくじら」という愛称があるそうです。



夢中になった小麦粉粘土あそび
年長さんは教室からテーブルを運んで、会場つくりのお手伝い。
ご挨拶の後、 まず、小麦粉ができるまでのお話です。
みんな夢中で、ノートパソコンの画面をのぞき込みました。
「振り万灯」に使った小麦の茎の話をすると、
「♬万灯、万灯、振り万灯」と歌いだす子がいました。
本物の小麦に触ったり、実を取ったりした後、
いよいよ粘土あそびの始まりです。
ビニール袋に小麦粉を入れ、水を注いでみんなでモミモミ。
幼児さんには、保育士さんがボールに小麦粉を入れて粘土をつくります。
だんだん固まってくると、こどもたちは夢中になって思い思いの形をつくります。
テーブルを回ると「見て、見て!」と、 自分でつくった作品をうれしそうに見せてくれました。
「未満児さんから幼児までがこんなにも夢中になって遊ぶのは、
手触りや伸びも違う小麦粉粘土という素材の楽しさだと思います。」
と、原園長先生が、驚かれそして感激されていました。















一つの大きな家族
帰り際には、お礼に園歌「そらとぶくじらのほいくえん」を 元気いっぱいに歌ってくれました。

本当に「一つの大きな家族」のような、心安らぐ保育園でした。
上戸の遊休農地に景観作物としてまいた小麦が、
長谷のこどもたちに新たな出会いと体験を届けてくれました。
畑にまいた一粒の種が芽を出し、成長し、やがて実を結ぶように、
小麦をきっかけに生まれたご縁も、少しずつ広がっています。
今回、そらとぶくじらのほいくえんを訪問し、子どもたちの元気いっぱいの姿や、
先生方の温かなまなざしに触れることができました。
子どもたちが小麦を通して何を感じ、どんな発見をしてくれるのか。
これからの交流がますます楽しみです。
遊休農地から始まった小さな取り組みが、
地域の人と人とをつなぎ、 子どもたちの笑顔につながっていく。
小麦がつないでくれたこのご縁を大切に、
これからも農業の魅力や自然の恵みの大切さを伝える活動を続けていきたいと思います。
「そらとぶくじらのほいくえん」の皆さん、心温まる時間を本当にありがとうございました。



