本場中国の水餃子づくりを教えていただきました

5月17日、中国出身の伊藤さんご夫婦と娘さんご家族3人が、本場の水餃子づくりを伝授してくれました!そのレシピはすべて伊藤さんの頭と手の中に。参加者20名も目で見て手で触って教わります。その工程一つ一つに、みんな驚きの連続でした。

保全会で作った小麦粉「ハナチカラ」でも一部挑戦してみました。普通の小麦粉の生地との違いもお伝えします。

まずは生地。小麦粉と水だけをよく混ぜて耳たぶくらいの硬さに仕上げます。

生地を寝かしている間に具を作ります。

まず豚ひき肉に入れるのは、なんとお水。少しづつ入れながら、ぼそぼそ感がなくなるまでマグロのたたきのようになるまで一方向によく混ぜます。(反対周りに混ぜると再びぼそぼそになってしまうのだとか。)それから油を少しづつ入れてまたよく混ぜます。たくさん入れるのがコツだそう。

それから香辛料を入れて混ぜます。普通の胡椒でもいいそうですが、伊藤さんおすすめの香辛料はカレー粉色でとてもいい香り。それから醤油を入れます。伊藤さんご夫婦は、醤油の量を匂いをかいで決めるんだとか。

次に入れるのは、細かくみじん切りにしたネギ。今回、ニラも入れましたが「絶対にネギを先に入れてほしい」と伊藤さん。ご実家でも必ずネギを先に入れていたそう。他にも具材として白菜やキャベツ、セロリなどもおすすめとのこと。そして最後にお塩と香りづけのごま油を少し入れます。

具が出来上がったところで、寝かせていた生地をまずは棒状に伸ばします。それを包丁で切り、少し丸く整えてから手のひらでつぶし、最後に綿棒で伸ばします(プロの技はぜひ下の動画で!)

具(餡)を詰めていきます。ここもやはりプロのコツが。どちらも慣れ、練習あるのみ!

いよいよ茹でます。ここでもいくつものポイントが!火は強火、そして湯に塩を少し。餃子は一つずつ入れ、鍋底に当たらないように優しく混ぜてから蓋を閉めます。しばらくしたら差し水を入れ、これを三回繰り返します。餃子が膨らんでいたらOK。故郷ではゆで汁もスープとしていただくんだとか(絶対に美味しいですよね)。

タレは醤油とお酢とごま油を好みの割合で。(餡にしっかり味がついていて、無くても美味しかったです♪)

伊藤さん伝授の餃子、材料はシンプルですが本当に美味しくて、普段「餃子の皮しか食べない」というお子さんもどんどん食べていました。子供たちは10個以上食べる勢いで、大人は少々遠慮気味(笑)タレではなく、塩をつけて食べるのも美味しかったです。おかわりが相次ぎ、何も残りませんでした。(あんなにいっぱいあったのに!)

伊藤先生に子供も大人も褒められながら、とっても楽しく美味しいひと時を過ごしました。伊藤さんご一家、ありがとうございました!

あ、環境保全会で育てた小麦粉「ハナチカラ」で作った生地も、もちもちしていて美味しかったです!少し甘みもあったような・・・水分量が普通の小麦粉と違い、少な目が良いようです。ハナチカラで作ってみたい方、ぜひ保全会の活動に遊びに来てくださいね。今年もお配りできる日が来る予定です。お待ちしています!

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