第13回新そばまつりの裏舞台
10月24日・25日の両日、みはらしファームの特設会場で
「第13回 新そばまつり」が開催されました。
台風の接近により、2日間とも雨に見舞われましたが、
多くのお客様が来場し、会場はにぎわいを見せました。
今回の新そばまつりで提供されたそばは、
地元の組合法人「上戸ファーム」と「アグリ羽広」が生産したものです。
上戸ファームの組合長を務めるのは、元保全会役員の鈴木茂さんです。
当保全会の役員、有賀和志さんんも上戸ファームのメンバーです。
このそばは、伊那市や上伊那農協(本所・伊那市)などで構成するプロジェクトチームが、
栽培方法を工夫し、味や香りの高さを実証した「プレミアムそば」です。
今回は、そのおいしいそばをお客様に届けるまでの、そば打ちの裏舞台をご紹介します。
そば打ちの舞台は「体験道場」
そば打ちは、麦の家の北側にある「体験道場」で行われました。
作業を担ったのは、「信州伊那そば打ち名人の会」の名人(有段者)の皆さんです。
同会には、令和8年4月15日現在、89名の会員が在籍しています。
私も25日、そば打ちのお手伝いに入りました。
まだ有段者ではないため、担当したのは、機械で練ったそば(約2.1kg)を手で練り直し、
「へそ出し」までの工程です。 朝7時から作業を開始し、二人で106玉を練りました。
そば粉に換算すると約160kg、実に1,200食分ほどになります。
多くのお客様においしいそばを届けるため、朝早くから準備が進められていました。
10名の名人が腕を振るう
この日のそば打ちは、10名の名人によって行われました。
5つの打ち台にそれぞれ2名の名人が付き、手際よくそばを打っていきます。
そばの生地を約1.7mmの厚さにのし、幅約1.3mmに切りそろえます。
熟練した手さばきで、次々とそばが仕上がっていきました。
この日は、下平彩楓さんも応援に駆け付けてくださいました。
また、羽広。地区の重盛三喜男さんも名人として参加されていました。
10名の名人の打ち方を見ていると、
一人ひとりに独自の技や工夫があることが分かり、 とても勉強になりました。
同じそば打ちでも、それぞれに培ってきた技術があり、奥深さを感じます。





地元の「プレミアムそば」を、より多くの皆さんへ
雨天にもかかわらず、会場には推定2,400名ものお客様が足を運んでくださいました。
その一杯を支えていたのは、標高850メートル以上の高冷地でそばを育てる生産者の皆さん、
早朝から準備に携わるスタッフ、そして熟練の技を持つそば打ち名人の皆さんです。
多くの人の力がつながって、地元西箕輪の「プレミアムそば」が来場者の皆さんに届けられました。
生産からそば打ち、そして提供まで。新そばまつりの裏側には、地域の皆さんの努力と技術、
そしてそばへの思いが詰まっています。
地元西箕輪の「プレミアムそば」が、これからも多くの皆さんに親しまれ、
ますます発展していくことを願っています。
