仰げば高し 駒ケ岳
流れは遠し 天竜川
山と水との 霊うけて
ここに生まれし 我等なり

 これは西箕輪小中学校で歌われている校歌の一節です。
私たちが暮らす上戸地区は、まさに「山と水との霊の宿る」自然環境に恵まれたすばらしい地域です。

 上戸環境保全会は平成26年に設立され今年で8年、2期目を迎えます。
私は、上戸地区の自然環境を守り、次世代に継承していくことが我々の使命と考えています。

 昭和30年代上戸地区は牧歌的な農村地帯であり、「結」の精神でご先祖様から受け継がれてきた田畑を守り、自然環境を育んで参りましたが、近年、高齢化・混住化が進み、本格的に農業を営む人が減少の一途を辿っているため、荒廃地が散見されています。

 自然環境は、人が「手を掛け」、「愛しむ」ことにより我々に「恵み」を授けてくれます。
「山と水との霊の宿る」自然環境を次世代に引き継いでいくために、構成員の皆様におかれましては、農家・非農家を問わず、上戸環境保全会の活動に積極的にご参加いただきたくよろしくお願いします。

上戸環境保全会
 代表 小林 清人